この夏は北海道でキャンプ旅!
広大な自然で涼しく身も心も癒されたいところ。
ところで、お盆に北海道でキャンプするにあたっての関東から北海道までの行き方と車の確保は、どうするのがよいんでしょう?
早いのは?安いのは?飛行機でレンタカー?それとも、自家用車でフェリー?はたまた、北海道まで自家用車で自走?!
そんな疑問について考察してみました!
旅の前提条件
ひとくちに北海道キャンプといっても、タイミングや期間、場所で違うので考察の前提を以下のように考えてみました。
タイミング:一番のピークのお盆
期間:8/10-8/16の1週間の旅
場所:北海道であればどこでもよし
(飛行機やフェリーなどそれぞれ到着地点が異なるので、ざっくりです)
車:全長5m以内の普通車
人数:一人
まずは、どんな行き方があるのか見ていきます!
北海道までのルート候補
北海道でのキャンプは車が必須です!
そのなかで、自分と車、キャンプ道具をいかに北海道で集結させるか、方法はたくさん!主なルートは以下の通りです!
- フェリールート①(東京→茨城→苫小牧)
- フェリールート②(東京→新潟→苫小牧・小樽)
- フェリールート③(東京→青森→函館)
- 飛行機+レンタカールート(東京→羽田空港→北海道)
それぞれのルートの魅力と、かかる費用、時間についてまとめました!
【考察】フェリールート
北海道までフェリー旅。
そもそも、その魅力はたくさんあります。
- マイカーで北海道まで行けて、レンタカーが不要
- キャンプの荷物を車に積載して北海道まで運べる
- 旅情感溢れる海の旅を楽しめる
- 比較的安い
デメリットがあるとすると、フェリーの乗船時間やフェリーターミナルまでの時間が長いため、北海道キャンプの期間が短くなってしまうこと!
とはいえ、魅力もたくさんあるので時間さえ許せばオススメします!
ちなみに、今回は一人での費用資産になりますが、同行者人数が増えるほどフェリーがお得になります!
ちなみに各社2ヶ月前から予約開始。
人気のタイミングでは、予約も殺到するのでお早目に!
さて、フェリールートといっても3パターン。それぞれの魅力と費用、時間をご紹介!
商船三井フェリー
茨城県大洗港まで自車で自走して、商船三井フェリーに乗るルート。
自走距離は120km程度で無理なくフェリーまで乗船できます。
通常であれば高速を使って2時間ほど。
とはいえ、お盆なので時間にはかなりの余裕を見ておくのがよいでしょう。
苫小牧迄はおよそ18時間の船旅。
フェリーには、自動販売機や大風呂、談話スペースなども完備されています。
夕方便と深夜便がありますが、夕方便にはレストランや売店も。
中にお弁当やカップ麺などを持ち込む方も多いです。ただ、ガス缶の持ち込みはは禁止されているので調理はできませんが、給湯器はあるので問題なさそうです。
なお、東京-北海道の移動手段にかかる諸費用はおよそ往復¥85000。(フェリー内の船室は仕切りのないスタンダード船室での計算です。)
一つ上のカプセルホテルスタイルのコンフォート船室は、片道¥3000ほど上乗せで乗船できます。
お盆ということでフェリーでも思ったよりもかかることは覚悟したほうが良いでしょう。
新日本海フェリー
新潟港まで自車で自走して、新日本海フェリーに乗船するルートです!
東京から新潟までは350km。
通常であれば休憩いれて5-6時間ですが、夏休みは早朝に出るなどの工夫が必要です。
行き先は苫小牧か小樽の2ルート!
苫小牧行きは23:05発の翌日17:20着、小樽行きは12:00発の翌日4:30着。苫小牧ルートは18時間、小樽ルートは16時間の乗船時間となります。
北海道到着後の旅が違うものとなりそうです。
いずれもレストランやカフェ、大浴場やサウナ、ゲームルームなども完備。
自販機などももちろんありますし、ランドリーなんかもついています。
ひょっとしたら、商船三井フェリーよりも設備は充実しているかもしれませんね!
フェリー運賃(車+運転者料金)はいずれのルートも基本は同じ。
ただし、苫小牧ルートでは共同船室がベースの金額である一方で、小樽ルートはカプセルホテルスタイルでのベース金額。苫小牧ルートもアップグレードはできますが、同じ金額という意味では、小樽ルートがお得です。
東京-北海道の移動費用として、およそ¥77000。
新潟までの自走が問題なければコスパはよいかもしれません。
ちなみに、筆者は2019年夏はこれに乗船します。
津軽海峡フェリー
ほとんど北海道まで自車で自走ルート。
その距離、なんと800km以上。なかなかハードです。
1日では大変なので、2日に分けて青森の大間港まで向かうことになるでしょう。
北海道まで車の通れる海底道路は存在しないので、大間から函館までの間だけ津軽海峡フェリーにて渡航。
乗船時間は90分。1日3本出ています。
短時間の乗船なので、多くの設備があるわけではありません。
東京-北海道の移動費用に¥71,000。
自走距離が長いわりには、フェリー運賃、高速料金、ガソリン代がかかります。
なお、函館着となるので、道東や道北までは行けなそうです。
以上より、フェリールートは新日本海フェリーの小樽行きがベストなのではないかと考えています。
【考察】飛行機ルート
飛行機ルートの魅力はなんといっても早さと楽さ!
羽田空港からほんの2時間で北海道までついてしまいます!
あっという間の夏休みをキャンプでフルに満喫したい方は、やっぱり飛行機がよいでしょう。
また、便が沢山あるので予約もフェリーより柔軟にできます。
新千歳空港についてすぐレンタカーはお手軽にレンタル可能。
レンタカーはこちらで検索できます。
お盆は、飛行機とレンタカーの両方が特別料金となるので、フェリーよりも費用はかかってしまいます。
ただ、すこしお盆からずらすと、フェリーと大きな差がなくなってくるので、リサーチしてみてくださいね!
ちなみに、筆者は2017年夏にこのルートで北海道ソロキャンプを実施しました!
最後に
北海道キャンプに向かうえでの移動手段のイメージは、なんとなくできたでしょうか?
個人的には旅情感のあるフェリーが気になります。また人数が増えるとフェリーのお得度合いは増していきます。
タイミングによってそれぞれ値段の変動もあるので、是非是非リサーチしてみてください!
暑い夏に涼しく広々とした北海道でのキャンプ、とてもおすすめです!
では、今年の夏もよいアウトドアライフを!