アウトドアでお酒を格好良く飲みたい!
そんな方に、”スキットル”をオススメします!!
アメリカの映画で、影のある渋い男が銀色の平たいボトルでウイスキーを煽っているのを観たことはありませんか?
あの銀色に光る容器には、"スキットル"や"フラスコ"という名があります。
あの映画の男たちのようにスキットルがほしい!
そう思い立ち、とうとう手に入れましたスノーピークのチタンスキットルM(T012)!
今回は、私が何故スキットルが欲しくなったのか、そのなかで何故これを選んだのかレポートしていきたいと思います!
スキットルが欲しくなった理由
大酒飲みではありませんが、小酒飲みの私。
キャンプや登山で飲むお酒はまた格別ですよね!
そのなかで最近ハマっているのがウイスキーです。アルコール度数が高く少量で満足できるお酒なので、荷物を減らしたいキャンプや登山にも相性のよいお酒です。
ただ、残念なのが購入時のボトルが大きく重いこと!
特に登山をやるととてもではありませんが、あんなの運べませんよね。
そうなると、ウイスキー好きおじさんたちの目には、スキットルという道具が俄然魅力的に見えるわけです。
そして、それをすごい勢いで後押しするのが、例の昔観たアメリカ映画。
物思いに更けながら、サッとスキットルを煽り、ウイスキーを喉の奥に流し込むあの光景。
「おれっち、一味違うんだもんね。やっぱり渋さが大事なんだもんね。ただの酔いどれじゃないもんね。」とひとり悦に入りたい!
それにこれさえあれば、ただの酔いどれオヤジが、酔いどれ紳士くらいにはなりそうではないですか!ならないですかね?!
そして、スマホをするすると、スキットルを探し始めたわけです。
スキットルの候補
検索してみるとたくさんのスキットルが!
その中で「カッコいい」と思ったものをまずは6つ候補として挙げました。
素材:ステンレス
容量:170ml
重さ:100g
価格:¥2,570
2.Petton スキットル PUレザータイプ
素材:ステンレス
容量:240ml
重さ:120g
価格:¥1,380
3.ピンダーブロス社 ピュータースキットル
素材:錫(ピューター)
容量:180ml
重さ:178g
価格:¥15,800
素材:チタン
容量:240ml
重さ:105g
価格:¥9,000
5.Keith チタン製ヒップフラスコ 丸形
素材:チタン
容量:150ml
重さ:56g
価格:¥3,800
6.snow peak チタンスキットル T012
素材:チタン
容量:140ml
重さ:65g
価格:¥15,336
うーん、どれも格好いいです。
ただ、重さや大きさ、お値段がそれぞれ大きく違います。
どんな違いがあるのでしょうね?
スキットルの違い
スキットルに使用されているステンレス、ピューター、チタン。
素材によって、重さや堅牢さ、値段に大きな違いがあることがわかりましたので、それぞれの特徴を挙げてみます。
ステンレス
軽量性: | ★★★ |
---|---|
耐久性: | ★★★ |
機能性: | ★★★ |
価格: | ★★★ |
お値段もリーズナブルで堅牢性もあるステンレス。
世に出回っているスキットルの中では一番ステンレス製が多いでしょうか。
腐食もしにくいため非常に使い勝手はいいのですが、お酒に金属臭が移りやすいという欠点もあります。
ピューター(錫)
軽量性: | ★★★ |
---|---|
耐久性: | ★★★ |
機能性: | ★★★ |
価格: | ★★★ |
とにかく高級感があり、経年使用による味わいも出ます。
ただし、お値段も高く、凹んだり傷付きやすいという欠点も。
そのため、所有することに喜びを強く感じるナイスミドルにオススメします。
チタン
軽量性: | ★★★ |
---|---|
耐久性: | ★★★ |
機能性: | ★★★ |
価格: | ★★★ |
お値段はするものの、軽量で耐久性も高く、お酒への匂い移りもありません。
価格以外にはこれといった欠点がないため、アウトドアによく持ち出し、かつ、お財布の許す方にはこれをおススメしたいです。
なぜスノーピークのチタンスキットルを選んだのか?
まずはステンレス製とピューター製を除外
ウイスキーを嗜むうえで、匂いというのは非常に大切だと個人的には思います。
あの奥ゆかしい匂いがたまらない。
上記の素材のなかで、ステンレス製のものは臭い移りしやすいということで最初に除外しました。
次に、ピューター製のものは耐久性には難があるということで、登山などのアウトドアへの持ち出しを考えていた私は、残念ながら対象から外しました。かっこいいのですけどね。
チタン製をめぐる頭の中の大論争
最後に残ったチタン製。
小酒飲みの私に大きさは不要と考えて、4番240mlのVARGO製を脱落させます。
ーー5番の丸型お洒落でお安いKeith製スキットルか、6番の質実剛健で格好のいいsnow peak製スキットルか。
私は悩みました。とても悩んだのです。
なぜなら、前者は¥3800なのに対し、後者は¥15,336!やはりsnow peakはお高い...!
「そんな悩むことないじゃない、コスパいいのはKeith製だろ、おじさん」と叱る5番の私と、「いやいや、ぶっちゃけ欲しいのはデザインの好きなsnowpeak製だよね、正直になりなよ」と囁く6番の私。
頭の中の大論争は、3日に渡って続きましたーー。
終いには、keith派だったはずの5番私が「おれっちも、もうなんだかsnow peak製のがいいと思ってたの、そろそろ決めなよ」と漏らしはじめたことで決着が。
こうした悩みの末に、snow peakのスキットルをポチッとしたわけですね。
実際に使ってみての感想
そして、届いたのがこちらです。外装はとてもシンプルですね。
同梱されているのは、スキットル本体と漏斗と専用の袋。
専用の袋は、中が起毛素材になっており、スキットルについて指紋などを拭き取ることができるようになっています。
スキットル本体を手にとって感じたのは、満たされる所有感です。
軽さや堅牢さもさることながら、なによりも感じるのが質感の高さ。
snow peakの別商品チタンマグと似てはいるものの、表面はよりなめらかです。
それでいて、手触りはしっとりしていて重厚感があります。
Mサイズは140mlということで、通常ウィスキーは一杯30ml(シングル)ですので5杯弱の分量となります。小酒飲みの私がストレートで煽るには、十分な大きさかと思います。
なお、一応最初は中性洗剤に漬けたものの、ウィスキーの味わいを全く壊すことはなく金属臭はしませんでした。
キャンプにも持ち出し、持っている喜びを再確認。
やはり同じお酒を飲むのでも一口一口を味わいながら、かつ、その空気感を楽しみながら、より美味しいお酒を飲めたように思います。
普段のお仕事もなかなか大変だけど、このために頑張っているんだよねとかなんとか考えながら、一口飲んでまた一口。
焚き火を前にして、すこしだけハードボイルドな気分を味わえました。
最後に
いかがだったでしょうか?
お酒をアウトドアに持ち出して、いつもと違う味わいを楽しめるスキットル!
決して必須のアイテムではありません。
ただ、だからこそ感じる満足感は贅沢な喜びを与えてくれます。
大事に大切に長く使用したいと思わせてくれる、snow peakのチタンスキットルをお薦めします!