オススメのアウトドア小説5選!出掛けたくなること間違いなし!

天候が悪くてアウトドアに行けない、疲れていてお家でのんびりしたい、そんなとき。たまにはアウトドアの小説でもどうでしょう?

 

キャンプに、登山に、釣りに、カヤックに、お家にいながらアウトドア気分を味わえる。そして、小説としても魅力的なものをご紹介!

 

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わしらは怪しい探検隊 椎名誠

 

離島でのきつい天幕生活に挑む会「東日本何でもケトばす会」の、結成当時の行状記。椎名隊長ほか隊員たちの個性が光る。前代未聞の面白さ!

酒と食料の大移動、テント張り、かまど設置、ゴミの穴ほり、蚊の大襲来等々、夜明けとともに雑用と自然との戦いが始まり、美しい夕焼け空が疲れきった一日の終わりを告げるー。

海と冒険と仲間、椎名文学の三大要素がたのしめる「怪しい探検隊」ものの、記念すべき第一書。(角川文庫「わしらは怪しい探検隊」背表紙より)

 

男たちでガヤガヤとキャンプ旅に出たくなる、そんな作品。

椎名誠率いる”怪しい探検隊”の、離島での野営に、焚き火に、大宴会。おバカな大人の男たちのキャンプは、ただひたすらに楽しめます。キャンプ好きには一押し。

 

ユーコン漂流 野田知佑

 

ひかる風。はねる魚。信じるに足る愛犬ガク。カヌーに満ちるウイスキー。これ以上、なにが必要だと言うのか―苦しく辛い極北の地での心あたたかき人々との邂逅。そして別れ。めざせ、カナダの原野からアラスカのベーリング海まで。自由と思索の川旅3000キロ。さあ、征け。ただ独り、征け。(「BOOK」データベースより)

アウトドアを題材にした隠れた名作。

カナダとアラスカを流れるユーコン川を、犬とともにカヤックで下ります。酒を飲んで、鮭を捕まえて、飯を食って。自由に生きる作者がとても眩しい。

 

カヤックをやってみたいひとはもちろん、アウトドアが好きな全てのひとに呼んでほしい作品です。本作が発刊されたのは1996年と20年以上前ですが、いつまでも色褪せないであろうロマンが詰まっています。 

八月の六日間 北村薫

 
40歳目前、雑誌の副編集長をしているわたし。仕事はハードで、私生活も不調気味。そんな時、山歩きの魅力に出逢った。山の美しさ、恐ろしさ、人との一期一会を経て、わたしは「日常」と柔らかく和解していく――。(「出版書誌データベース」より)

女性主人公がソロ登山。

日常に疲れてしまった主人公が、山での出会ったさまざまな人や景色、食事などを通じて、自分を取り戻していく姿に魅了されます。

 

有名な山岳小説は幾多もありますが、どれも天空に聳える山嶺を命をかけて登っていくプロの世界。

本作品はもちろんきちんと装備を整えて山を登るのですが、趣味としての登山がテーマ。道具や食べ物を始め、山小屋や、そこで出会う人々を暖かく描写します。

登山を趣味としているひと、登山を新しく始めてみたいひとにオススメ!

 

春を背負って 笹本亮平著

 
秩父の山小屋を舞台に、山を訪れる人々が抱える人生の傷と再生を描く感動の山岳短編小説集。二〇一四年六月東宝より映画公開 (「出版書誌データベース」より)

同じく山にまつわる物語。

ただし、こちらは山は山でも、山小屋のお話。山小屋好きにオススメ!

 

主人公の経営する山小屋を中心にして、そこに関わる人々との交流を暖かく描いています。

北村氏の八月の六日間とは山へのアプローチは違いますが、共通するのは山にいるうちに癒されていく人々の心。たくさんの悩みや苦しみを抱えて生きるなかで、それでも登山を通じて前向きに楽しんでいくことの大事さを感じさせられます。

 

あたり 山本甲士著

 
「釣り」を通して、思い悩んでいる人たちに小さな奇跡が訪れる。
失業中の男が釣りをはじめたところ、さまざまな人間が集まってきて……。(途中略)「釣り」をきっかけに変わっていく人々の気持ちの移り変わりを、巧みな筆致で描いた作品集。(「出版書誌データベース」より)

釣り初心者を主人公とした短編小説集。

ふとしたきっかけから、それぞれが違った釣りを始めます。

奇跡を見たければ釣りをしろという文句にあるように、釣りを通して人々の胸に抱える悩みや寂しさなどが晴れていくのがまた清々しい。

 

鮎やウナギ、オイカワなど色んな魚について、異なる道具で挑むのもまた心惹かれます。 釣りをやってみたいひとにオススメ!

最後に

いかがだったでしょうか!アウトドアに行けていないときも、アウトドアのお供にもオススメの小説の紹介でした。ぜひ、ご一読を!